逆求人フェスティバルの話
初投稿ぶり
いざブログを始めたものの、やはりというかいつもどおりというか。 意気込むとどうもやる気の下がり幅が大きいですね。 完全にやめてしまわないようにちょっとした更新です。
逆求人フェスティバルの話
じゃあ何を書こうかと悩みましたが、今更になりますが大きなイベントはこれですね。
逆求人フェスティバル
といっても面談の内容には触れません。
今回は、
参加した理由
当日の流れと雰囲気
後日談
この3つです。3つだけですが長くなります。
※長くなりすぎました
参加した理由
まず前提として知ってもらわないといけないことがあります。それは自分には企業に売り込む実力がないということです。あまり自虐は気が引けるんですが、企業さんから見るとそんなもんでしょう。
後述しますが、当日の面談数からも実力はわかると思います。
じゃあ何を目的に参加したのか。
知見を広げるためです。
自分はゲームが好きで、ゲーム開発も3作品程度ですが十分な刺激を得られました。 じゃあ将来もゲーム業界に進むのかというと、それは考えが凝り固まりすぎです。(この考えに至ったのは最近ですが。)
その原因は知識不足にあります。経験不足です。世界を知らないからそんなことを言い出すんです。
そういったわけで、もっと世界を広げようと逆求人に参加しました。
結果、思惑どおりには行きませんでしたがこれが参加した理由です。
当日の流れと雰囲気
続いて当日の流れです。
移動と待ち時間はすっとばして決められた自分の席に座ってから。
-名刺交換-
まず参加者の方と練習として名刺交換をします。みなさんかなりハツラツしていました。毎回そうらしいです。その後、スタッフの方からのお話を聞いて少ししたら企業さんが会場に入場し名刺交換を行います。
名刺交換とは言え交換の際に結構話します。時間も短いので話せることは限られますし、すべての企業さんとは名刺交換ができませんでした。
-お昼休憩-
名刺交換も終わりお昼休憩に入ります。その間に企業さんは面談をしたい相手を選考します。この選考によってその当日面談できる企業さんが9割決まります。
つまり、事前に企業さんに届けられたプロフィールと名刺交換ですべてが決まります。これ以上あがいても無駄です。
お昼から帰ってくると参加者ごとにスケジュールが配られます。 スケジュールは8ターム×30分。つまり最大で8社もしくは7社(必ず1つは面談練習が入るのかもしれない)との面談があるわけです。
各タームに企業さんの名前が書いてあり、空いている所には面談練習(参加者同士の面談)が入ります。
自分は4社でしたが満足でした。
周りを見ると6, 7社(+選考漏れ2, 3社)入っている人もいましたね。
-面談-
4社入っているとはいえ残り4社は面談練習。さすがに退屈だと思っていたんですが、 実際面談練習はかなりよかったです。
自分は1, 2ターム目が面談練習でした。
1つ目はお互いにプレゼンをして、時間の確認, スライドの指摘, 追加で話すべきことや良かった所を話し合いました。相手の発表を聞く、特に自分と同じように企業に売り込むためのプレゼンをしているので、聞く側に回ると得るものが大きいです。
2つ目はほとんどおしゃべりでした。お互いの人生経験を語る。自分の人生を真面目に談笑できる経験も滅多にないですよね。自分の意見もまとまっていきます。
どちらもスケジュールは自分と同じくらい。奇遇なのか企業さんからするとこれはネックになるのか参加目的も同じでした。目的は絞ってしまうほうがいいのかもしれませんね。
ここで初めて企業さんとの面談。だいたいどの面談でも流れは同じですが、
と言った感じです。たまにインターンシップとは少し離れて半分人生相談になったりします。人によっては30分人生相談だったりアドバイスだったりで終わる人もいたみたいです。
とにかく、重苦しい感じはなく会話を楽しめる面談でした。お金儲けの手段とか起業までの流れとか普段聞けないことも聞けたのでおもしろかったです。
ただ、自分の知らない分野の話になると詰まってしまって、知らない上で質問する力が必要だなと思いました。
イベント終了後と後日談
逆求人が終わると通称「第9ターム」スタッフさんと参加者で打ち上げに行きました。なんと全員参加。初めてみたいですね。
帰ってすぐ寝ました。家につくと夜中の1時でした。
2, 3日するとG-valueという企業さんからの評価とコメントをまとめたものがもらえます。自分の評価は平均を少し下回っていました。予想はついていたものの少しショックでしたね。
当日とG-valueの結果からインターンシップ先を探すという逆求人本来の目的は果たせないかと思っていたんですが、意外とお誘いのメールが届きます。
ほとんどが興味があればぜひ連絡くださいというものですが、機会を得られるだけで参加の価値があったというものです。 中には名刺交換でのみお話した企業さんからも連絡が来ました(残念ながらインターンの参加条件を満たしていませんでしたが)。 他にも逆求人に登録したマイページを見て連絡をいただける企業さんもあります。
まとめ
長々とすみません。 参加してみた結果ですが、
知見は広げられなかった
自分の整理がついた
と言った感じです。
知見を広げたいと言っても、そもそも他の分野の知識がなければあまりその分野の企業さんは選考してくれません。当然ですね。知識のある人を優先するのが道理です。
逆にゲーム関係の企業さんは来てくれました。また長くなるので割愛しますが、自分のやってきたことに対するフィードバックを多く頂いたので、足りない部分や次のステップに進んでいい項目などがはっきりして自己評価が定まったように思います。
まとめると、実力がなくてもという話で、
面談が少なくても面談練習は十分な価値がある
自己評価・目的が定まる
即決とまでは行かないがインターンシップのお誘いは多く来る
(プロフィールやプレゼンの添削だけでも自己評価ができる)
参加するような実力がないしと参加を悩んでいる人は、 やりたいことや興味があることがあるならその分野の話を聞くだけでも参加する価値があるんじゃないかと感じました。 ある企業さんはゲーム開発への思いを語っただけになってしまったのに是非来てくださいと言ってくれました。
実力は関係ない。そう思いました。
参加して良かったと思います。